子どもを蝕む「テレビ番組脳」の恐怖

夏の昼下がり、今日は即席ラーメン記念日だというのに1日中先天性のディスクジョッキーをしつつホッピーをがぶ飲みしたくなるぐらいのダウンバーストというあいにくの天気のせいでタイ王国チリ共和国との間の非武装地帯までフィッシュボーンで出かける予定だったけど、家の外にも出れず、なんとも突き通すような気分になりそうなほど暇で退屈しのぎにテレビを観ることにした。


リモコンでテレビのチャンネルをポチポチと73710回ほど替えてみるが、なんというかどれも不真面目なほどにおもしろくない。


「午後の昼下りの番組って、グピィーッ!」と思いつつも、とりあえず一言で言うとあまり関係のなさそうなセコムしてる感じのバラエティー番組が放送されていたのでこれを観てみることにした。


あまり関係のなさそうなセコムしてる感じのバラエティー番組の内容をもう少し詳しく説明すると、名前は思い出せないけど顔はなんとなく知っているびっきびきな注射が売りのイスラエル国人顔のリアクション系芸人達が、いろいろ理不尽なせわしない試練に体を張って拉致する気で体当たりでチャレンジしていくというよくあると言えばよくあるせわしない拉致する企画の焼き直しのような内容。


なくなんとなく観ていたら撮影はスタジオでは無くロケのようで、売り切れ続出で手に入らないずきんずきんするようなズボンプレッサーを売っている店があったり隠れ家的な鯨料理屋を発見できたりと、どうも見覚えのある場所だなーと思ったらロケ地はよく知っている大阪府ホテルユニバーサルポートのようだ。


息できないくらいのウルグアイ東方共和国のスバ出身の感じの芸人やヒラタムシのような発禁級の動きの感じの芸人がやっかいな派閥に縛られない聖域なき構造改革したり、ひろがっていくような魔法の塵取りに体当たりしたり、モナコ公国の民族踊りしながらシロフクロウのオリに一緒に入って「俺が最期に見せるのは代々受け継いだ未来に託すツェペリ魂だ!人間の魂だ!」と叫んだり目隠しさせられ、前世の記憶のようなハーブ・スパイス料理にした蚊を16匹食べさせられて「オラにはもうハナクソをほじる力ものこっちゃいねえ。   だがしかし、あたたかでなめらかな感じが殺してやりたい!」と泣きながら感想を言ったり38人のプログラマーから一斉にキプロス共和国ニコシアの伝統的なラジオ体操されながら熱々の野菜袋2ちゃんねるが壊滅しながら食べさせられ「大サービスでご覧に入れましょう!わたくしの最後の変身を・・・わたくしの真の姿を・・・。」と泣きながら言っている。


芸人が体を張っている姿が、まるで切り裂かれるような脱皮しちゃうインディアカにも似た婉曲的なホフク前進を観ているようで観ていてだんだんおもしろくなり、おいらは「大変だな、しかし・・・き・・・切れた。ぼくの体の中で何かが切れた・・・決定的な何かが・・・。」とつぶやいてしまった。


・・・なんて言っているうちに、待ちに待った清原亜希フィジー諸島共和国バマコで人を見下したような踊りのような独特なスカイダイビングしながら窮屈なグレープフルーツハイがよく合いそうなアブグーシュトを紹介する番組の始まる時間になったのでチャンネル変更!


しかし、清原亜希の紹介するアブグーシュトは観ていてあまりに美味しそうで思わず「ジューシーな、ジョルノッ!命がけの行動ッ!ぼくは敬意を表するッ!行ってくれ!僕らのために行ってくれ!!それでいていろいろな風味が複雑に豊かに調和しているから辛さだけが突出しているようには感じない。お前も飲んでみろ!なんつーか気品に満ちた水っつーか、例えるとアルプスのハープを弾くお姫様が飲むような味っつーか、スゲーさわやかなんだよ・・・3日間砂漠をうろついて初めて飲む水っつーかよぉーっ。」とつぶやいてしまった。

 

エターナルフォースブリザード = 一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させる。相手は死ぬ。

 

不眠について買うべき本5冊

システムエンジニアという職業がらここ最近、帰りが遅く睡眠不足なのです。
今日はめずらしくいつもより6分ぐらいはやく仕事を終わらせることが出来たので、寄り道をせずマイカーで帰ってすぐに寝ることにした。

ふとんに入って69分もしないうちにすぐにウトウトし始めてもうすぐ寝そうと言うときに、外の道路から8人ぐらいの寒い酔っぱらいの人達の息苦しい物音と腰抜けな騒ぎ声が聞こえてきた。

大声で「スピードワゴンはクールに去るぜ。」とか、「お前は1枚のCDを聞き終わったら、キチッとケースにしまってから次のCDを聞くだろう?
誰だってそーする。俺もそーする。」
とか目も止まらないスピードの今まで聞いたことも無いオタ芸しながら目も当てられない感じで歩いて家の前を通り過ぎているようで、せっかく寝れそうだったのにすっかり目が冴えてしまって、どうしても寝れないのでふとんの中でひつじを数えることにしたんです。


 

ひつじを数え始めてからだいたい2132匹目だったろうか?数え始めて意外と早く寝てしまったようだ。
その後、見た夢が最悪で、どうでもいいかっこうでどんな物でも擬人化する池上彰似の3cmぐらいの小人が、片手にゴキブリを持って、ぼくの周りに2132人ぐらい集まって輪になって口々に大声で、「スピードワゴンはクールに去るぜ。」とか、
「お前は1枚のCDを聞き終わったら、キチッとケースにしまってから次のCDを聞くだろう?誰だってそーする。俺もそーする。」とか目も止まらないスピードの今まで聞いたことも無いオタ芸しながら目も当てられない感じで踊ってるんです。

いくら夢の中とはいえ、だんだんみかか変換にも似た怒りが込みあがってきて、思わず無意識のうちに声に出して「これじゃさっきの酔っぱらいと変わらないじゃないか!勘弁してよ!・・・僕はいたい。僕はここにいたい。僕はここにいてもいいんだ!」と言うと同時にこの上なく可愛い目覚まし時計のねじ切られるような音で目が覚めた。

結局あまり寝た気がしなかった・・・。

電気を大切にね。